第14回精神医学史学会のプログラム(2010年10月) 

第14回精神医学史学会(会長:加藤 敏・自治医科大学)のプログラムをお知らせします。

日時:2010年10月29日(金)・30日(土)
場所:栃木県総合文化センター サブホール (宇都宮市本町1-8、Tel:028-643-1000)

2010年10月29日(金)

8:30 受付開始

9:00 開会の辞

9:05 - 10:05 セッションA 座長:酒井明夫

   A-1 フランスの精神病研究におけるベルクソンの哲学
                      ――セグラからラカンへ
         松本卓也
   A-2 Louis-Francisque LELUT (1804-1877) について
        小泉 明
   A-3 近代家族制度の観点から見たエディプスコンプレックス
        上尾真道

10:10 - 11:10 セッションB 座長:大東祥孝

   B-1 19世紀ドイツの大規模精神科病院の設立構想とその基本理念
          ――Badenの精神科医 C.F.W. Roller の目指したものと残したもの
         山岸 洋
   B-2 精神病院法の時代における精神科医療
                       (大正8年3月27日公布~昭和25年5月1日廃止)
         小峯和茂
   B-3 古代の日本人の自殺について(『日本書紀』の自殺事例による検討)
        鈴木英鷹

11:15 - 12:15 セッションC 座長:鈴木國文

   C-1 精神医療史研究家・小林靖彦が遺した資料の分析
                      ――未整理写真を中心に
         橋本 明・小林ひとみ
   C-2 効能に「脳病」と入れていた栃木県内の温泉について
         近藤 等
   C-3 中国における現代精神医学史の概略
         鄭 泰吉

13:50 - 14:50 会長講演 司会:松下正明

        大正期前後の日本の精神医学
                      ――神経衰弱モデルと精神分析モデルの交錯に注目して
        加藤 敏 

15:00 - 17:40 シンポジウム1 「日本の精神病院、精神科治療」
        
         司会:中谷陽二・鈴木晃仁

   S1-1 岩倉病院と地域
          中村 治
   S1-2 病院に移行した東京高尾山民間施設と明治大正の国家戦略
          金川英雄
   S1-3 都立松沢病院の夢
          松下正明
   S1-4 爽神堂七山病院四百年
          鈴木英鷹

   指定討論:岡田靖雄

懇親会
18:00 - 21:00 宇都宮東武ホテルグランデ 6階 「龍田II」
          (宇都宮市本町15-12 Tel: 028-643-0111)

2010年10月30日(土)

9:00 - 10:00 セッションD 座長:内海 健

   D-1 シューマン梅毒説の検討
                      ――生誕200年によせて
        小林聡幸
   D-2 『みだれ髪』にみる「子」の呼称について
                      ――与謝野晶子の中心気質の一断面
        小曽戸明子
   D-3 夢(幻覚)の図像史
         林 美朗

10:05 - 11:05 セッションE 座長:古茶大樹

   E-1 Hoche, A. (1912) の症状複合体概念
         久江洋企・ 古茶大樹
   E-2 G. ベイトソンとクレッチマーの類型論
                      ――『Naven ナヴェン(1936、1958)』における言及から
         大塚公一郎
   E-3 本邦におけるメランコリー親和型をめぐる学説の変遷
         清水光恵

11:10 - 11:50 セッションF 座長:阿部隆明

   F-1 江戸時代医学書に記載された精神科症例のICD分類
        昼田源四郎
   F-2 明治期以降の精神科医療体制の発展と問題点
        衛藤進吉

13:30 - 14:30 特別講演 司会:加藤 敏
   
        死と終末期にどう向き合うか
                      ――西欧と日本の比較
        カール・ベッカー

14:40 -17:00 シンポジウム2 「日本で創出された臨床単位 時代背景と今日」

         司会:昼田源四郎・濱田秀伯

   S2-1 憑依・祈祷性精神病・非定型精神症(病)の系譜
          中山和彦
   S2-2 対人恐怖の概念と変遷
                        ――「実感」に惑わされた歴史
          高橋 徹
   S2-3 思春期妄想症 adolescent paranoia
          村上靖彦
   S2-4 イムの本態と歴史的変遷について
          大月康義

 閉会の辞